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作業記憶を鍛える7つの習慣 【NHK出版】脳のワーキングメモリを鍛える! ―情報を選ぶ・つなぐ・活用する その2

まずはじめに、ワーキングメモリーとは、
【作業記憶】のことである。

作業記憶とは、【一時保存】できることを指す。
複数ことを同時にこなせるのも【作業記憶】。

今回は、そんなワーキングメモリー【作業記憶】についての本を読んでみた。
さっそく皆さんにシェアしたいと思う。

作業記憶と学力

作業記憶と学力は非常に面白い組み合わせだ。
作業記憶が高い人は同時に学力も高いと教育研究者の間でも研究結果がでている。

たとえば一般的な学習方法には、なにが存在するだろうか。
【言語型】【視覚型】【分析型】【全体把握型】が存在する。

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言語型:言語を基盤とした学習法を好む。
視覚型:絵や映像などを利用した学習法を好む。
分析型:学習中、細部に注目するのを好む。
全体把握型:学習中に、ものごとの全体像を把握するのを好む。
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その中で、自分の好みの学習スタイルで勉強をしていくのだが、
作業記憶が少ない人は学習スタイルが狭い結果となっている。

ようは、作業記憶が高ければ同時にアクセスできる量も多いので、
把握もしやすくなる。理解できるスピードもあがることになる。

もちろん好みはあるので全部は難しくても
継続してくればだれでも慣れてくるだろう。

それが作業記憶と学力の関係性である。

作業記憶とゲーム

作業記憶とゲームによる効果はあるのだろうか。
これも非常に面白い研究結果がある。 ゲームをやっても
作業記憶は増えないらしい。脳トレもそうだがゲームの腕はあがるが、
作業記憶が改善されることはない。

しかしゲーム好きには朗報がある。

ゲームと言っても、アナログ的なゲーム
クロスワードパズル・ロジックパズル
ワードサーチとかは数独を鍛えることができる。

科学者たちの間では、数独が得意な人は数独が苦手な人よりも、
作業記憶のスコアが50%も高いのだ。

またデジタル(PC)ゲームをやる種類にもよるが
戦略系のゲームは注意力、動体視力がよくなる結果になった。

私も昨年まではデジタル(PC)ゲームに夢中になってたので、
言えるのだがほとんどのゲームは娯楽止まりで、学びがないのが現状だ。

どうしても、ゲームをやりたいって言うのなら頭脳を使うゲームを
積極的にやるようにしよう。

作業記憶と7つの習慣

作業記憶を上げるための7つの習慣を実施すれば
改善・改良されると言う。

1、充分な睡眠をとる。

睡眠をとることにより脳が整理されて、作業記憶も回復することができる。
充分な睡眠を取らないと、作業記憶が集中力維持に貢献できなくなる。
結果として、良い結果は得られない。
平均的に、7時~9時間睡眠が必須である。

2、整理整頓に心がける

パソコンのメモリーは、机と同じである。
同時に沢山の処理が走ると重くなり、フリーズをしてしまう。
それと同じことが、作業記憶にも発生する。
普段の習慣から、部屋にゆとりの空間を作り、
必要がものを正確に把握できるようにしよう。

3、本能のままに体を動かす。

作業記憶が上げる方法として、
古代人エクセサイズ(ムーブナット)が存在する。
研究結果として、ムーブナットを実施したチームは、
50%以上も成績が伸びた結果がでている。
例えば、なにが出てくるかわからない自然環境で走ったり歩いたりする。
自然環境で体を動かすことでいろんな刺激を脳に与えることができる。
知らない土地を歩くことや踏み入れることも同様だろう。
また具体的な方法として4つ方法がある。
マインドフルネス  バランスをとる 歩く ほふく全身をするなど。

4、創造性を発揮する。

創造性を発揮するとは、3色で風景画を書くようなことをいう。
日常品であたりまえに使ってるものを別方向でも使えないのかと考えるのも、
脳にとっては作業記憶が活性化してることに繋がる。

5、いたずら書きをする。

学生の諸君にはうれしいお知らせがある。
それは、いたずら書きすることにより、情報の理解をうながしている。
たとえば、つまらない授業を聞いてる時など、情報など頭に入ってこないだろう。
ところがいたずら書きをすることが、作業記憶を稼働させて、
情報の記憶に役立てられる研究結果がてているのだ。

6、フェイスブックを活用する。

なぜフェイスブックを活用することで作業記憶を稼働させることができる。
それは、友人の状況を知ることで、作業記憶を使い長期記憶に入った
友人の行動に関する情報を削除し、新たな情報に書き換える。
この流れが、作業記憶を稼働させることである。 もちろんフェイスブック以外でも可能だ!

7、戸外で、すごす。

作業記憶を即回復させるコツとして睡眠もあるが、
睡眠以外にも、自然のある公園にでるだけで回復する。
ある研究で、公園を散歩した人は、25%回復したが
街中で散歩した人は、5%しか回復しなかった。
脳がつかれたなと思ったら是非、公園を歩いてみよう!

まとめ

さていかがでしたでしょうか?
非常に今回は学びが多かったなと感じます。

実生活においてはワーキングメモリー(作業記憶)は
あんまり意識しないで生活はできます。
ただし意識することにより、より良い結果がでることは間違いないだろう。

衝動買いや、無駄な買い物をなくすことが出来るのか?の答えは、
出来るである。作業記憶がフル回転していないので、
過去の経験を比較できなくなり、同じ繰り返しをしてしまう。

また販売者などが圧倒的な重圧をかけ、作業記憶がヘトヘトになり、
買ってしまうのである。それは日々作業記憶を鍛えれば改善される。

ほかにも作業記憶にダメージを与えてしまうことがある。
それは、本書を読んで確かめてみてほしい。

脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する

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愛甲 昌信
動画の専門家🎥で動画コンサルなども日々実施中!!独自の考えで人気コンテンツを生み出す♬ 動画制作は100本以上! 英語発音やガン専門家の YouTube動画作成も経験  チャンネル登録20万人以上の YouTubeチャンネルで、作成した動画が478万以上再生!動画の情報も発信中 1児のパパ です。